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「黄帝内経 (こうていだいけい、こうていだいきょう、こうていないけい、こうていないきょう)」は、「神農本草経」、「傷寒雑病論」とともに中国医学における三大古典の1つといわれているが、「漢書」芸文誌にその名前が登場するのみで現存はしていない。「素問(そもん」」「霊枢(れいすう)」を合わせたものを「黄帝内経」とする説は晋代の皇甫謐に始まる。「素問」「霊枢」の両書は、戦国時代以来の医学論文を綴り合わせたものであり、1人の作者によるものではなく、編集者や編集年も明らかではない。このうち「素問」は、唐代中期に王冰 (おうひょう)が再編・注解したものをもとに、宋代に林億(りんおく)らが校正を加えたものが現在に伝わっている。黄帝が岐伯 (ぎはく)を始め6人の名医に基本的な病気の考え方に関する疑問を問うたところから素問と呼ばれ、問答形式で記述されている。生理、衛生、病理などの基礎理論と摂生・養生法について論じられている。一方、「霊枢」は古くは「九巻」や「鍼経(しんきょう)」と呼ばれ、長い間、散逸したままであったが、宋代に入り発見、出版され、明代に校訂されたものが現在に伝わっている。診断、治療、針灸術など臨床医学に関することが実践的、技術的に記述されている。「素問」「霊枢」に一貫して流れる理論基盤は、陰陽五行説という中国独自の哲学思想である。