地球観測データは衛星やセンサー、配信システムごとに仕様が異なり、データを横断的に活用するためには専門的な知識を要します。
そこでJAXAが保有する複数の衛星データをAPI (Application Programming Interface) 経由で、プログラミング環境 (Python、JavaScript) 上から簡単に利用できるようにするための衛星データ配信サービス「JAXA Earth API」の開発をスタートしました。
JAXAが公開している地球観測データ
の一部に対応しており、順次追加予定です。
Python API 最新版 (英語のみ)
Python API v0.1.2 (日本語)
2024/04/02 -
JAXA Earth API for Python Version 0.1.3 を公開しました。
2024/04/01 -
南極の海氷密接度
を追加しました。
2023/06/01 -
アプリ・ツール
にQGISプラグインを追加しました。
2023/01/10 - ほぼ全てのプロダクトについて、2020年以前のデータに対応しました。
2022/08/16 - JAXA Earth API for Python Version 0.1.2 を公開しました。
2022/06/09 -
JAXA Earth API(プロトタイプ版)を公開しました。
データセット
JAXAが公開している地球観測のデータセットや、関連機関の公開データセットを COG (Cloud Optimized GeoTIFF) に変換して公開しています。70件以上のデータセットが利用可能です。
データセット一覧
Python版API
Pythonのプログラムコード上で直接衛星データを取得できます。QGISのPython環境で利用することも可能です。
Python API 最新版 (英語のみ)
Python API v0.1.2 (日本語)
JAXA Earth APIでは、オンライン経由の衛星データ配信に適したCOGと呼ばれるファイル形式を利用しています。これにより、必要な地域、ズームレベルのデータ部分のみを取得することが可能です。
詳細については次のページをご参照ください。
STAC (SpatioTemporal Asset Catalog)
データセットの中に含まれる複数のCOGファイルを機械的に探索できるようにするために、全てのCOGファイルがSTACと呼ばれる形式のJSONファイルによってカタログ化されています。
詳細については次のページをご参照ください。
JAXA Earth APIでは、現状、ユーザー登録やAPIキーの発行、API利用回数制限は設けておりません。
下記の条件で、APIモジュールを利用して、様々な開発環境で無償で利用可能、オープンソースのモジュールについては改変も可能です。
各データのライセンスについては、各データのSTAC上で規定されているライセンス情報をご確認ください。
研究データ等の利用条件
が適用されたデータについては商用利用も可能です。
ただし、API及びデータは「現状有姿」で提供するものであり、将来予告なく仕様変更、または公開終了する場合があります。
API及びデータの内容については、できる限り正確に保つように努めていますが、正確性、完全性、信頼性、動作等を保証するものではありません。
JAXA/EORCはAPI及びデータの使用によって生じたいかなる紛争や損害等については、その理由を問わず、一切責任を負いません。
API及びデータを公序良俗に反するなど社会通念上不適切な方法で利用することを禁止します。
本APIを利用して作成した結果を論文やウェブサイト等で公表する場合や、APIモジュールを組み込んだソフトウェアを公開する場合等には、本文中にその旨を明記してください。
例:「本データはJAXA Earth APIを使用して取得したものです」「画像:JAXA Earth APIを利用して作成」「JAXA Earth API for Pythonのモジュールを利用しています」
これらのライセンス条項は予告なく変更される場合があります。ご不明点についてはお問い合わせください。
JAXA地球観測研究センター (EORC)
JAXA地球観測研究センターでは地球観測衛星が取得したデータを利用した地球科学研究や応用研究を行っています。 地球科学にとって有意義な物理変数を導き出す解析手法の開発と、衛星データの品質を確保するための校正・検証を推進しています。
お問い合わせ
Z-ASIST◎ml.jaxa.jp(◎はアットマークに置き換えてください)
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