アイデンティティに溢れる街、渋谷。 夜の渋谷を、プカプカと漂っては何者にもなれずにいる少女は、ひとつの特別な出会いをきっかけに変わり始める。 創立50周年を迎えた動画工房が贈る、監督・竹下良平 × シリーズ構成＆脚本・屋久ユウキによる青春群像劇。 はじめて創作に触れる少女たちの、匿名クリエイティブ活動が始まる――― 友達が多いあいつ、可愛いあの子、お金持ちの彼…日々SNSチェックするたび、他人のキラキラが目に入ってきて「今」の自分と比べて落ち込んでばかりです…
そんな比較の時代に「自分だけの好きを見つけたい！」と願いを込めてこのオリジナル企画がスタートしました。 アニメの主人公達と一緒に「自分だけの好きってなんだろう？」の問いに答えを出すべく、少しずつ練り上げてきた物語です。
たくさんの人の心に届けば良いなと切に願いながら、今日も机に向かいます。
「夜のクラゲは泳げない」
これからもよろしくお願い申し上げます。 お金よりも承認が求められるいまの時代では、貯金残高よりも「いいね」の数に価値があるらしい。
TikTokで大量の現金を見せびらかし、自分がいかに裕福かを語る配信者には煽りのようなコメントばかりがつき、ギャンブルに負け続け、自らの借金を笑いに変える芸人には好意と賞賛のコメントが溢れる。
どちらに憧れるか、と問われて前者と答える人はほとんどいないだろうし、僕だってそうだ。
このアニメに出てくる女の子たちは、なりたい自分と周囲の目――「好き」と「承認」の間で苦しんで、創作活動に励みます。
いや、ひょっとすると本当の意味で「なりたい自分」を知っている人なんて、ほとんどいないのかもしれません。
リアルはなんだか息苦しくて、かといってSNSが自由で幸せなんてことあるわけないと知っている全ての人に送りたい現代劇を、どうぞよろしくお願いします。 ①「夜のクラゲは泳げない」TVアニメ化にあたっての意気込み
この作品のオーディションを受けるとなった時、光月まひるをみた瞬間初めて会った気がしないような、私の中で何かが特別でした。受かったと聞いた時はとても嬉しかったですしこの子の一番の理解者でありたいと思いました。
オリジナル作品という事で、これからこの作品を知っていく方がほとんどかと思います。一から何かを作ること、夢を追いかける人々がどのような想いを抱えているのか。現代の高校生達ならではの悩みも、大人である私たちも他人事とは思えません。そんな中でもポップでクスッとできるテンポ感が面白い作品でもあるので、アフレコ時は思い切りたくさん遊ばせてもらったりもしました。
素敵な現場に恵まれ、伸び伸びとまひるを演じさせて頂いてます。監督達が伝えたい"今" を表現できるよう、精一杯演じてまいります！ ②「夜のクラゲは泳げない」の魅力
ストーリーの中で、それぞれのキャラクターに様々なことが巻き起こっていて、作中で扱っているテーマもそれに合わせて多くあるところが魅力だと感じています。
現代社会に生きる上で出くわすものから、一からものを作りあげるクリエイターの苦悩、学校生活、青春、音楽、芸能界…見てくれる方々にうんうんと共感してもらえる部分があるのではないかなと。みんな個性的なのにどこか「自分にもこんな気持ちあったかも」と思わせる…そんなキャラクター達もとても可愛らしく面白いです。
また鮮やかに描かれる絵や作品を彩る音楽たちが、この世界って難しい事ばかりだけどやっぱり綺麗なんだよなって思わせてくれます。
リアルだけど心に寄り添ってくれる。この現代社会でも前を向いて生活していきたい思える作品です。 オーディションの時から、絶対に花音を担当したい。
花音の人生を描くお手伝いをしたい。私の持てる物全てを注いで挑みたい。
それほどまでに運命的な引力があり、担当させていただくことが決まってからも、アフレコが始まってからも、ずっとずっと楽しいです。
オンエア前に言うのも変な話ですが、花音、出会ってくれてありがとう！！！！
これから一緒に、たくさんの人へ届けに行こうね！！！！ ②「夜のクラゲは泳げない」の魅力
まず入口で言うと、可愛い。顔も、服も、表情も仕草も可愛いんです。
聖地で言うと、渋谷。渋谷というと、言葉から抱く印象も強いですが、本当に今の渋谷の温度感がぎゅっと詰まっています。
私も実際に何度も通ってしまうほど、聖地から力をもらえるリアルさがありました。
中身で言うと……、スタッフ陣の熱量が、アフレコブースにまで伝わってきます！
それが伝わったからキャスト陣も熱量があるかというと、決してそうではなくて。
なんだか志の近い人たちが集まった感覚で、すごく幸せな創作活動をさせていただいています。
全力かつ等身大でぶつかる掛け合いも、ぜひご注目いただきたいです。
自分にとっての魅力がたくさん見つかる作品だと思いますし、あとはこちらがたくさん語ってしまう前に、ぜひご自身の「好き」でも探してみてください！ ①「夜のクラゲは泳げない」TVアニメ化にあたっての意気込み
渡瀬キウイを演じさせていただきます、富田美憂です。
キウイはオーディションでひと目見た時から｢この子だ！｣と思った子でした。
初回のアフレコの際にキウイについての説明を聞いた時、
心から共感できたり私も実際に経験したことのある悩みを抱えていて｢どなたか私の人生を覗いたことがあるんですか…？｣と驚いたのを覚えています。
皆さんもきっと、キャラクター達を知っていくにつれて、必ず共感できる子がいるはずです。
私も自分の過去を思い出しながら、時には思い出したくないような出来事を思い出して、キウイにリンクさせて収録に臨まなければならない場面もあり、文字通り心を込めて演じさせていただいています。
是非楽しみにしていただければ幸いです！ ②「夜のクラゲは泳げない」の魅力
キャラクター各々の悩みがとてもリアルで共感できるところです。
現代を生きる若者が感じたことのある･感じている悩みを彼女たちも抱えているので、私も演じながら思わず｢わかる！｣と言ってしまいます笑
そんな彼女達がどんな出会いを通してどう変わり成長していくのか、是非見守っていただきたいと思います。
時には胸が痛くなるシーンもあるのですが、そんな辛い気持ちがあるからこそ強くなれるということを彼女達が教えてくれるはず。 ご期待ください！ ①「夜のクラゲは泳げない」TVアニメ化にあたっての意気込み
はじめてオーディションで『夜のクラゲは泳げない』というタイトルに触れたとき、オーディションを通してキャラクター達に触れたとき、まひるや花音の会話を聞いたとき…。上手く言葉にできないのですが、作品が寄り添ってくれているような居心地の良さを感じました。そう感じるのはきっと私だけではないと収録が進んだ今確信しています。痛みも青さも胸の高鳴りも、どんな感情も全部抱えたまま今を駆け抜ける彼女たちに出会えたことが私にとってはすごく大切な宝物になりました。早くみなさまにお届けできる日が待ち遠しくてうずうずしていますし、何より私がこの作品を観られる日を心待ちにしています！たくさんの方に「ヨルクラ」が届くよう祈っております。 ②「夜のクラゲは泳げない」の魅力
『夜のクラゲは泳げない』というタイトルの美しさにはじまり、どこをあげても魅力だらけの作品だと思っています。
ストーリー、登場人物たちのデザインやキャラクター、ちょっとした会話の言葉選びやキャストの皆様のお芝居。どれも大好きです。なので全部！です。
でも特に好きなのは「抉ってくるところ」かもしれないです。彼女たちがふと垣間見せる胸のうちで燻っている感情があまりにリアルでみていると苦しくなってしまうのですが、でもそこがとても好きです。
そして、そんな感情も丁寧に描かれているからこそ、彼女たち4人の物事に取り組む姿や何気ないやりとりに刹那的な美しさを感じるのだと思っています。
それ以外にもエンディングへの入り方がとてもおしゃれで、毎回映像をチェックするのが楽しみでした。作品の細部まで魅力たっぷりです！ オリジナル作品ということで、毎回台本をいただくたびにワクワクしておりました！
「表現すること」を通じて丁寧に描かれる、心のざわめきが印象的な物語です。
みー子は、一筋縄ではいかない、最強の雑草魂を持った地下アイドルです！とても楽しく演じさせていただきました！
放送をどうぞお楽しみにっ！ 『夜のクラゲは泳げない』はオリジナルストーリーです。アニメが放送されるまでお客さんは誰も知らない物語。期待感をはるかに超えてくる素敵なお話です。早く皆さんに届かないかなと思いながら収録していました。
あまり多くを語りたくは無いのですが、メロは物語の中では謎の多い立ち位置にいます。メロのことを1人の少女として、ぜひ最後まで見守っていただけたら嬉しいです。
"そこ"に生きることにスポットを当てて演じましたので、ぜひお楽しみに！楽曲も最高です！ 初めて台本をいただいたとき、一気に惹き込まれてページをめくったのを覚えています。
今この時代だからこその少女たちの葛藤、その繊細で複雑な世界観に何度も共感し胸打たれました。
素敵な作品に参加させていただけて嬉しいです！
完全オリジナルということで、桃子たちがどのようにストーリーに関わっていくのかもお楽しみに！
よろしくお願いいたします！ ことなかれ主義の量産型女子高生。
感受性が強すぎるきらいがあり、人に心から寄り添える一方で小さなことでも傷つきやすいところがある。
幼少期はイラストレーター「海月ヨル」として活動していたが、とある出来事が原因で活動休止に追い込まれる。
それゆえに特別であることにトラウマがあり、できるだけ普通であろうと日々を過ごしていた。
しかし、花音との出会いがきっかけとなり、彼女の日常はまた特別へと向かっていく。 やりたいことに一直線な元アイドル。
自分の意見を強く持っており、他人の意見に流されないタイプ。
かつてはアイドルグループ「サンフラワードールズ」のセンター「橘ののか」として活動していたが、ある炎上をきっかけに卒業。
本当にやりたいことをするために、その道を模索し始める。
その最中、自分の価値観を変えるきっかけになったクラゲの壁画の作者＝海月ヨルと出会ったことで、自分らしくできることを見つけていく。 まひるの幼なじみ。
Vtuber「竜ヶ崎ノクス」として活動しており、自分が最強の存在という己の信条を発信し続けている。
すぐに何でもそつなくこなせるようになるタイプで、Vtuberとして披露している技術は全て本人のもの。
だがそういったズレが彼女が周囲に馴染みきれない原因の一旦となっている。
まひるが過去を気にせず語り合える唯一の存在で、大切な友人である彼女のためなら協力は惜しまない。 音大附属高校に通うお嬢様。
幼少から音楽の英才教育を受けており、コンクールで数々の賞を貰っている逸材。
ドイツ人とのミックスであるその容姿と他人と必要以上に距離を詰めない性格からひとりになりがちだったのだが、ひょんなことから橘ののかのファンとなり、熱烈なファンの一人として最後まで追っかけ活動を続けていた。
推しの引退で途方に暮れていたところ、ありのままの花音と出会ったことで複雑な感情が芽生えはじめる。 活動再開したアイドルユニット「サンフラワードールズ」の現センター。
全方向に愛嬌を振りまく天使のような女の子。
プロデューサーである雪音を信頼しており、彼女のためには努力を惜しまない。
花音とは同じユニットの仲間だったが、今は良好とはいえない関係。