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【獣医師監修】子猫におやつを与えるのはOK?種類や与え方を解説
おやつは子猫にとっても、子猫の喜ぶ姿が見られる飼い主さんにとってもうれしい物です。しかしながら、与える際には、健康やしつけを考慮する必要があります。
今回は、子猫に与えるおやつの種類や与え方のほか、与えるべきタイミングや注意点などについて解説します。(最終更新日2023年12月19日)

本来、子猫におやつは必要なのでしょうか?基本的に、栄養の観点からいえば、子猫におやつは必要ありません。普段与えているフードが必要な栄養素をバランス良く含んでいる総合栄養食などであれば、それ以上に何かを与えなければならないということはないからです。
それでも人間と同様、おやつを与えてもらうことは猫にとってうれしいことです。おやつには、栄養面や空腹を満たすのとは別の観点での役割やメリットがあります。

通常、猫に与える総合栄養食などのキャットフードは、徹底して栄養バランスが考えられています。それに対して、おやつは猫が喜んで食べるよう、より猫の嗜好性や好みに沿って作られているのです。
普段の食事でキャットフードを順調に食べているのであれば、必ずしもおやつをあげなくても差し支えはありません。しかし、人間がおやつをうれしく思うように、猫にとってもおやつをもらうことは大きな楽しみといえます。
普段の食事のように、単に栄養補給とおなかを満腹にすることを目的とするのではなく、おやつは猫の心を満たしてストレスを解消する物。飼い主さんとのコミュニケーションを図る手段として利用することもできるでしょう。また、食欲が落ちてしまったときに、栄養素を補ったり食欲を増進させたりするという役割を担うこともできます。

猫にとって嫌なこととは、どのようなことでしょうか。爪切り、シャンプーといったお手入れのほか、お留守番、病院など、猫にとって嫌ではあるものの、どうしてもしなければならないことはあります。そのようなとき、猫の気持ちをまぎらわすため、おやつを利用するのがいいでしょう。
嫌なことから時間が空いてしまうと、なぜおやつをもらえたのかわからなくなってしまうため、嫌なことの最中か、終わった直後に与えるのがコツです。おやつをもらえるうれしさから嫌な気持ちが少しでもまぎれて、苦手なことが減るかもしれません。

おやつは、猫とコミュニケーションをとるためのツールとしても役に立ちます。おやつがもらえることを覚えるとそばに寄ってきて甘えたり、鳴きながらおねだりしたりと、普段あまり近づいてこない猫ともコミュニケーションをとりやすくなります。来客時にはお客さんの手からおやつを与えてもらい、知らない人に慣れさせる訓練をすることも可能です。

また、人との距離を置きがちな猫でも、おやつをあげるときには近くに来るため、そのときは健康チェックをするチャンスです。おやつでご機嫌が良いうちに、猫の体にふれて被毛や皮膚に異常はないか、体にしこりができていないかなどを見てあげましょう。おやつを日常的に取り入れることができれば、猫の健康を維持するのにも役立ちます。

猫には狩猟本能がありますが、家の中で飼われている猫の「狩りをしたい」という本能を満たしてあげることはなかなか難しいもの。本能を満たせないことがそのまま猫にとってストレスになってしまうともいわれています。
野生の生活での狩りとまではいきませんが、「遊んでごはんを食べる」という一連の動きは、疑似的な狩りの体験にもつながります。そこで、毎日遊んでその後におやつを与えることで猫の本能欲求を満たし、極力ストレスを溜めないようにしてあげましょう。

猫は、食事を常にきちんと食べるというよりも、選り好みをしたり、気分で食べ残しをしたりすることも多いものです。しかしながら、本当に食欲が低下している、水を飲まないといった心配な状況のときもあるでしょう。そんなときの栄養サポートとしての役割も、おやつは担うことができます。
栄養補助や食欲増進のために栄養価の高いおやつを与えたり、水分補給のために水分量の多いウェットタイプのおやつを与えたりと、状況に応じて与えるおやつを変えるのがおすすめです。

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キャットフードに多いカリカリのドライタイプは、開封して1回で食べきれる小分けパックになっている物も多く、お出掛けの際の持ち運びにも便利です。また、日持ちしやすく保存性が高いため、1回で食べきれないようなら、量の調整をしやすいことも特徴です。
もし、こぼしてしまっても、掃除がしやすいのもメリットといえるでしょう。

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ウェットタイプのおやつは、「ペーストタイプ」「ソフト・パウチタイプ」「スープタイプ」に分かれます。水分を多く含んでいるため、あまり水を飲まない猫の水分補給にも最適です。

・ペーストタイプ
素材をペースト状にしてパックしたペーストタイプは、嗜好性の高さと食べやすさで猫に大人気です。いろいろな味がありますので、猫によってお気に入りがはっきり分かれるようです。水分量が多いため、猫が水をあまり飲めないときの水分補給にも役立ちます。

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・ソフト・パウチタイプ
ソフト・パウチタイプは、ささみやかつおなどの素材の形そのままの物、かまぼこ状の物など、加工の仕方はさまざまです。程良く水分が含まれており、ペーストタイプとドライタイプの中間くらいの硬さがあるため、噛み応えがあります。素材が大きめの物もありますので、初めて食べさせる場合はほぐして少しずつ与えてみるといいでしょう。また、食欲がないときには、ほぐした物をフードにかけてあげるなど、食欲を促すためにも利用することができます。

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・スープタイプ
水分たっぷりのスープタイプは比較的低カロリーでヘルシーな物が多く、香りが良く食いつきがいいため、食欲のない猫や水不足の猫にぴったりです。口当たりが良いようにと、とろみがついている物が多いのも特徴です。

猫の味覚は、1歳になるまでの幼猫期に食べた物で決まっていく傾向があります。ある程度の年齢になってからは、それまで食べたことのある物以外は警戒して食べてくれないといったこともあります。
そこで、幼いうちから、少しずつでもさまざまな種類の味や食感の物を与えることにより、食べられる物の範囲を広げておくといいでしょう。食事による栄養摂取が大前提ではありますが、食事で与えることが難しい栄養などがある際には、それを補うためにいろいろなタイプのおやつをこの時期にチャレンジさせてあげてください。

\ネコちゃんのためのおやつシリーズ/

子猫は未発達な部分が多く、体を作っている時期です。生後3~4ヵ月くらいまでの栄養管理はとても重要です。この時期には食事でしっかりと栄養をとることが必須であることから、体を作るために最も大切な時期である、生後3ヵ月までは子猫におやつを与えるべきではありません。おやつをもらって喜ぶかわいい姿を見たいところですが、これから長い年月を共に過ごす子猫を丈夫に育てるためにも我慢しましょう。
もし、どうしてもごはんのとき以外に何かを与えるのであれば、普段食べさせているフードを少量ふやかして与えてください。

おやつを与えてもOKな時期になっても、せがまれるたびに何回も与えるのはNGです。おやつを与えるのは、多くても1日3回程度までの頻度にとどめておくようにします。
おやつをしょっちゅうもらっていると、おなかがいっぱいの状態が続き、ごはんを食べなくなってしまうことがあります。子猫の体を作るのは、あくまでもバランスのとれた栄養を含む普段のごはんです。ごはんを食べられなくなるほどおやつを与えては、子猫の体のためになりません。また、おやつの食べすぎは肥満にもつながります。肥満から病気を発症するリスクも高まりますので注意が必要です。

なお、おやつをあげるタイミングは、ごはんの直前は避け、食後か食間にしましょう。ごはんの前におやつを食べてしまうと、食べ残しの原因となってしまいます。何よりもごはんが優先で、おやつはごはんの邪魔をしない程度の楽しみと覚えておく必要があります。

いくらおやつを喜ぶからといって、与えすぎはいけません。基本的に、おやつの量は猫が1日に必要とするエネルギー量の20%以内にするのが良いとされています。それ以上与えるのは肥満の原因となってしまうため、注意が必要です。
例えば、体重4kgの成猫であれば1日の必要摂取カロリーの目安は平均して160kcalとされています。この20%程度ですから、おやつの適正カロリーは32 kcalということになります。また獣医師から食餌制限が出ている場合、あるいは療養中の場合は必ずその指示を受けるようにしましょう。

人間の食べ物は、極力与えないようにしましょう。人間の食べ物に含まれる塩分や糖分は、猫の体には摂取過剰となってしまいます。また、ネギ類やスパイスなどは、猫には毒になる成分も多く含まれています。
チーズやアイスクリームなどの乳製品は、特に猫が好んで欲しがることがありますが、塩分、糖分がかなりの量含まれるため、避けたほうが賢明です。
また、犬用のドッグフードなども、猫には適さない場合がありますので注意してください。

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「素材そのまま フリーズドライ For Cat マグロ」は、良質のマグロをフリーズドライにしたおやつです。保存料・着色料は一切添加されていないので、安心して与えることができます。そのままでも与えやすい一口サイズなので、お出掛け時のおやつにもぴったり。細かく砕いて普段のごはんのトッピングにするなど、目的に応じて豊富にアレンジすることもできます。ぬるま湯や水でふやかせば、子猫やシニア猫でも食べさせやすい優れものです。
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子猫のおやつは必ずしも必須ではありませんが、飼い主さんとのコミュニケーションのために大切な物です。与える量やタイミングを守れば健康も維持でき、子猫もとても喜んでくれるはず。一方で、良かれと思って与えたおやつの量や内容が適切でないと、かえって健康状態に影響を与える可能性があるため、心配なときは専門家へ相談しましょう。

猫と末永く楽しく暮らすためにも、上手におやつを与えられるよう心掛けておくことが大切です。