当社は、1973年に伊藤忠商事の機械ビジネスをより専門的に取り組むために設立されました。
その後1996年に事業再編・分割され、現在に至ります。
伊藤忠商事が有するグローバルネットワーク。そのなかで培われた世界を相手とするビジネスナレッジとスキル。さらに、自動車・建設機械業界の専門商社として蓄積したノウハウと機動力を強みに、当社はおよそ半世紀にわたり着実に進化と成長を続けてきました。
現在では、世界100ヶ国以上/5ブランド/年間31万台の自動車完成車から部品・用品の輸出業務、年間800件のOEM部品の輸入業務をお任せいただいております。
当社の主な事業領域は、①世界中の人々の生活に密着している自動車及びその補修部品を市場・客先ごとに最善の条件で迅速且つ安定的に提供すること。②自動車・建設機械の高品質且つ価格競争力を有する部品を全世界から調達すること。③自動車・建設機械業界の製造・流通分野に出資を含め事業参画し、当該企業の成長・発展に寄与していくことです。また、これら基幹業務のみならず、付随する煩雑で地道な業務も高品質で提供できること。それもまた「グローバル且つ機動力のある」当社の強みのひとつです。
いま、当社の主要マーケットである自動車業界は、電動化・自動運転技術などの推進を皮切りに、大きな構造変革のときを迎えています。完成車両メーカーも部品メーカーも、担う役割がますます多様化・複雑化していくなかで、グローバルな生産体制の確立を積極的に推し進めている状況です。加えて、昨今のコロナ禍をはじめ、社会の情勢もまた大きく変化しています。為替・資源価格の乱高下、法令・規制の変更など新たなリスクが次々に生まれていく現在は、まさに「ゲームチェンジ」の時代に入ったと言えるかもしれません。
商社は勿論、サプライチェーンの各プレイヤーは、こういった様々なリスクを考慮し、的確な準備と対応を講じる必要があります。当社は「伊藤忠グループの一員として培ったトレード・ソーシング・事業経営の専門性をコアに、お客様と世界をつなぐベストパートナーであり続ける」という使命を胸に、時代に適応したサービスとソリューションを常に考え、生み出し、提供してまいります。
これからも変わらぬ価値を、すべてのお客様へ。
そのために、私たちは時代に即応し、変化し続けます。
代表取締役社長
隅田 慶一
✔︎ 私たちは、みんなの力を発揮するために、
お互いを尊重
します。
✔︎ 私たちは、
協調の精神
をもって課題に取り組みます。
✔︎ 私たちは、
相手の立場
に立って考え、行動します。
✔︎ 私たちは、少しでも
期待を超えること
に挑戦します。
✔︎ 私たちは、どんな仕事も
前向きな姿勢
で臨みます。
✔︎ 私たちは、
結果が出るまでフォロー
します。
✔︎ 私たちは、
スキルを研鑽
し続けます。
✔︎ 私たちは、
知恵
を絞って
サービス向上
に努めます。
✔︎ 私たちは、
コンプライアンス厳守
を絶対とします。
会社沿革
HISTORY
1958年
伊藤忠商事株式会社、自動車輸出を開始
1970年代
伊藤忠商事が、米国で自動車部品のOEMビジネスを開始
1980年代
日系自動車メーカーの海外進出に伴ない、部品ビジネスも海外へ
1990年代
海外でのOEM部品の調達開始
1996年4月
伊藤忠商事・自動車部門の業務補
完ビジネスを行う100%子会社として、事業再編により
伊藤忠オートモービル株式会社設立
1999年
物流フルサービスを開始
2003年4月
中国・大連に事務所(中国調達支援センター)を設立
2003年
アルミホイールの海外製造・販売を開始
2006年12月
環境マネジメントシステムISO14001認証取得
2008年7月
福州山本須川冲圧件制作有限公司に資本参加
2008年9月
資本金を1億円から3.1億円に増資
2012年4月
資本金を3.1億円から3.6億円に増資
組織図
ORGANIZATION
海外事業拠点
大連事務所
中国での部品調達の拠点として、大連に現地スタッフを配置。貿易知識、日本の品質基準をよく理解した技術スタッフが、市場や顧客のニーズに応じた部品開発業務を支援しています。
福州山本須川冲圧件制作有限公司
2008年中国・福建省福州市に(株)山本プレス製作所と合弁事業を開始。その後、2014年に須川工業(株)が合併会社に資本参加。鋼材等の資源を極限まで有効利用する独自の工法等、提案型サプライヤーとして、ブレーキ関連のプレス部品及び金型を製造、提供しています。
個々の部品に最適な製造方法の追及、技術革新に取り組み、コストを極限まで削減し、競争力のある製品を供給することによってビジネスを拡大しています。