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  • 診察の待ち時間にヒーロー漫画はいかが――。

    山形徳洲会病院整形外科の待合室にある本棚には、けがの原因や治療法など医療知識を学ぶことができる『ヒーローと整形外科』というタイトルの漫画が置いてある。これは、地元山形市内にある東北芸術工科大学の学生に同院が協力し、卒業制作としてつくられた漫画。同院整形外科の大沼寧部長と木下大輔医長による監修の下、同大デザイン工学部企画構想学科4年生の安藤静さんが制作した。

    安藤さんは以前から関心を抱いていた“病院の待ち時間の改善”をテーマに卒業制作を開始。同級生の協力により、大沼部長、木下医長、リハビリテーション科などに相談する機会を得て、患者さんへのアンケートも実施した。これらの結果をふまえ、待ち時間を有効活用するため、けがの知識を伝える漫画の制作を決定した。

    『ヒーローと整形外科』のワンシーン 絵を描くことは好きだったが、漫画は初めてという安藤さん。レッド、ブルーなど特撮ヒーロー定番の5人のキャラクターがそれぞれ1話完結の物語の主人公となり、負傷から治療の過程を表現、原因や治療法など知識を習得できる仕かけとなっている。前十字靱帯(じんたい)損傷、野球肘(ひじ)、RICE処置(捻挫(ねんざ)など受傷時の処置)、腰椎(ようつい)分離症、外反母趾(がいはんぼし)を取り上げた。

    2月6日から11日まで同大キャンパスで催された卒業制作展にも展示。同学科4年生約50人から5人のみ選ばれる優秀賞に選出、高評価を得た。安藤さんは「予防や適切な受診に役立ててもらい、待ち時間の有効活用につながれば嬉しい」と話す。

    大沼部長は「医療知識は硬い内容になりがちですが、漫画は親しみやすいため、診察を待つ間に手にとってもらいやすいと思います」と笑顔。木下医長は「患者さんから『見ましたよ』と声をかけていただくこともあります。とてもわかりやすい内容にまとまっていて好評です」と満足げ。