世界的に高い評価を受ける精神科医

森田正馬（もりた まさたけ、通称しょうま）は、明治７（１８７４）年に、野市町の兎田で生まれました。明治３１（１８９８）年に東京帝国大学医科大学に入学し、大正１３（１９２４）年、神経質の本態及び療法によって医学博士号を受けます。
森田療法の神髄は事実唯真、あるがままを受け入れることだといわれています。創見当時はあまりにも画期的なこととして容易に一般化はされませんでしたが、治療実績と多くの門下生の実践によって次第に真価が確認され、フロイトの精神分析療法と並んで、世界的に高い評価を受けています。
■森田正馬生家
約８３坪（約２７４㎡）の敷地に平屋と蔵が建てられています。
■森田正馬先生墓所
三宝山トンネルの近くにあり、現在は墓地全体が大きく改修されています。