公式には.net framework 1.1がサポートされていないwindows10ですが、実は1.1のインストールが可能なのです。
わざわざvmwareやhyper-vでxpをインストールしなくても.net framework 1.1にしか対応していないアプリケーションがwindows10で使用可能になります。
方法は次の8ステップ
1. Cドライブ直下にC:\DotNetというディレクトリを作成する
2. Microsoft .NET Framework Version 1.1 Redistributable Package をダウンロードする
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=26
ダウンロードしたファイルがdotnetfx.exeというファイルである事を確認する
3. Microsoft .NET Framework 1.1 Service Pack 1 をダウンロードする
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=33
ダウンロードしたファイルのファイル名をdotnetfxsp1.exeに変更する
4. 上記2つのファイルをC:\DotNetに移動する
5. コマンドプロンプトを管理者権限で開く
6. cd コマンドでカレントディレクトリをC:\DotNetに変更する
cd C:\DotNet
7. 次のコマンドを実行して1.1をインストールする
dotnetfx.exe /c:"msiexec.exe /a netfx.msi TARGETDIR=C:\DotNet"
次のコマンドを実行する
dotnetfxsp1.exe /Xp:C:\DotNet\netfxsp.msp
(実行結果は何も表示されない)
コマンドプロンプトが待ち受けになるまで待つ
次のコマンドを実行する
msiexec.exe /a c:\DotNet\netfx.msi /p c:\DotNet\netfxsp.msp
8. C:\DotNetにある netfx.msi をクリックして実行させる
以上で.net framework 1.1のインストールは完了です。
実証環境:
windows10 64ビット バージョン1803
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